くゎたう寫眞帖

秋田の自称アマカメラマン加藤のブログ

2016年

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秋田市大町 私の隠れ家

今年もあと今週を残すのみ。
1〜2月の頃から、今年は自分にとって大きなターニングポイントになる、という予感は漠然としていた。
これまで、足を運ぶことは多くてもこれといって知り合いもいなかったところに友達が出来てから、
何か自分の中での流れが大きく変わった気がした。

数年来、一眼レフを手にしてから欲しいと思いつつ、なかなか見つけられずにいた県内でのカメラ仲間。
ある方にふと声をかけた事から一気に複数の方と知り合う。
純粋に撮ることを楽しんでおられる方たちであった。
技術で刺激を受けたというよりは、原点に戻ったといういう繋がり。
そして、今年のベスト3に入るであろう一枚を撮るに至る。

そして今年後半になって、また新たな出会いがあり、急遽ギャラリーへの出展もさせていただくという。
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秋田市大町 ココラボラトリー 12月24日

2枚出展したが、クオリティ的なものは差し置いてどちらも私らしさが前面に出た写真だと自負している。

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岩手県 小岩井農場

今年はこれまでにない勢いで多くの方と知り合った年であった。

そのプライベートの充実ぶりとは裏腹に、会社でのストレスが限界に達する。
去年ゴタゴタがあった後は、感情を殺してただ対価を得る為に労働力を提供するだけと割り切って、
機械的に仕事をしていたが、それは1年もしないうちに限界になる。

死に物狂いで環境を再構築すれば、続ける事も不可能ではなかったとは思うが、
その為に失敗するかもしれない“再構築”に消耗するよりも、いっそ転職したほうが良い、と思い
7月頃に退職の方向で検討を始め、複数の友人に相談する。

そもそも有給がほぼ使えない職場。先に就職活動を始めて目処がたってから退職手続きすることは出来ない。

「(転職先を)決めてから(退職を)決める」のはほぼ不可能。
そんなリスクを抱えていても、退職の検討をはじめて一ヶ月、辞めるのを辞める、という考えは出なかった。

その矢先、帰省した友人を囲んで呑んだ仲間から「ウチで雇うかも?」の話。
そこまで全く検討してなかった業種であったが、何か運命的なものを直感したのだろう、
その後その仲間に「検討してみたい」と問い合わせたところから、現在に至る。
おかげで、退職日を迎える前に、一発で次の就職先を内定することができた。

1226 (1)
岩手県 小岩井農場

退職を決めてからの日々は、前述の新たな友人たちとの楽しい時間が多くあり、
憧れの写真家・中井精也氏の個展を見たり本人に会うなど幸せな時間を過ごし、
大好きな千葉の小湊鉄道を再訪したり、大宮の鉄道博物館に行ったりと最高に充実した日々であった。

10月21日に自分はツイッターでこのような事を書いていた。

『会社を辞めると決めて以後、色々楽しくて、いい事有って、友や家族は優しくて、この後不幸が待ってるのかと思うほどだ。

ええ、酔ってます。軽井沢ビールに。』

大宮からの帰りに乗った秋田新幹線こまちグリーン車車内からのツイート。
あまりに楽しい日々で、駅弁と一緒に買ったビールに酔いつつも、なんとなく不安になりだした気分を明かしている。
そしてそれは直後に的中した。


21日に大宮から帰り、25日、これまでの職場へ最後の挨拶とアパート引き渡しの立会いを終えた翌日。
まさに晴天の霹靂というべき不幸が襲った。
母が他界したのである。しかも自ら。

…69歳で、というと現代の平均寿命からすると「まだ早いのに」と言われる事も多いが、
自分は65〜70まで生きれれば御の字、それ以上は生きたくない思っている人なので
「早かった」とは思わない。
前日まで普通に日常生活をしていて次の朝突然、という事が受け入れられなかった。

後から思えば、妙な事を言っていた、していた、というのは思いつくが、
鬱状態に陥ってるなどの様子は誰も感じられず。
直近に親父と喧嘩したという事もなく。
いい歳をした息子が会社を辞めたのを悲観したのでは?
いや、後から部屋から出てきたものから察するに、数ヶ月というよりは数年前…
いやもっと若い頃から自分の人生の終わりを決めて生きていたのだと。

母の書き置きには、(息子たちは)きっと幸せになるから、頑張って、と書かれていた。

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男鹿市 船越

「幸せも何も、不幸を味あわせておいてなんだよ…」
そういう気分に陥った日々も過ぎ、今は静かに母の死を受け入れようとしている。


新たな勤め先にはその数日後から勤務する予定だったが、事情を話し出勤はもう一週間先延ばしにしてもらった。
慣れない仕事をしているおかげで、母の事を考える暇もなく。
そういう意味では今転職したことは良かったかな?と思う。

勤めだした矢先は、果たしてこの仕事自分にこなせるのか?と思ったが、
今はどうにかこうにかこなしている。

人に「どういう仕事してるの?」と聞かれて答えると
だいたい「…大変でしょう?」と返ってくる。
確かに、無理な人には無理な内容。
増してや私のような性格だとより…と思われているらしい。

しかし、楽しい先輩に囲まれて、意外と楽しくやってますよ。
少なくとも今のところは。順応している自分にちょっと驚いたり。
母の予見は、ちょっと当たってるのかもしれない。

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秋田市 中通書店


そんなこんなで、公私ともに大きなターニングポイントになった2016年。
積み重なった幸せは、10月末に一旦リセットされてしまったが、
これからまた積む事が出来る、という事でしょう。


明る年も、宜しくお願い致します。
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